HOME > MTを究める者 > 品質保証

MTを究めるものトップ 品質保証

品質はメーカーの命。その命、まるごと引き受けよう。

品質の門番であり、何でも屋であり、会社の中心にいるシゴト?

品質保証というシゴトは、その名前からは想像できないほど広範囲に影響しています。たとえば、新しいMTをつくるとします。当然、多くの職場が動きます。設計が図面をひき、調達が部品を購入し、生産技術がラインをつくって…。各分野のプロフェッショナルが集まって、MTは生まれてきます。僕たちのシゴトは、その工程全てに関わる。それどころか、完成して、市場に出てからも関わりはなくならない。品質を保ち、向上させようと思ったら、そうならざるを得ないのです。不具合が起きたら、その箇所の部門に飛んでいって改善案を打ち出して先頭にたつ。お客さんから文句がでたら直接話すこともある。新開発では図面から確認する。品質保証は、ちょっと大げさに言えば、会社の大黒柱のような存在なのです。

自分でつくらずとも、品質保証は責任を持つ。

印象的なシゴトがあります。あれは1年前の秋。アメリカで、ある特定の部品が壊れる、というトラブルが起きたのです。すぐさま現地から部品を取り寄せて、試験開始。同時に問題の部品を手配先から原料にいたるまで調べ上げる。…が、原因がわからない。そこで、詳しく事情を調べるためにアメリカとのTV会議がはじまりました。相手の表情が見えるTV会議は便利です。しかし、問題は言葉。英語での会話と専門用語が飛びかう中、こっちはどんどん疲弊していく。10時間以上の時差がある中で、会議は毎日、それが2週間続きました。…倒れそうでしたね。でも設計、実験、営業とともに問題を解決していく過程は、とてもいい経験でした。自分がつくるわけではない。しかし、品質保証として、製品の品質全てに責任をもたなければいけない。自分の保証した製品が世界中の人々に届くことで、改めて自分の役割の重さに気づいたのです。

 

未だ見ぬ魅力的なクルマが僕を呼んでいる。

MTが出来るまで、さらには完成しても終わらない。品質保証は大変で面倒なシゴトに思われるのかもしれません。しかし、このシゴトで本当によかった!そう思える瞬間がたくさんあるのも事実です。そのひとつは、世界中の様々なクルマに乗れること。これは、クルマ好きにはたまらない役得でしょう。GMホールデン「UTE」やトヨタ「レクサスIS(もちろんMT車)」。ポンテアック「ソルスティス」なんて、日本に数台しかない一品ですよ!まだ黒いカバーをかぶった極秘車両にも乗ることもできるし、さらに巨大な得意先のテストコースで開発中のコンバーチブルに乗り最高速を出せるなんてシゴトが来た日には…。あっ、もちろん、シゴトですよ。シゴト。ただ、少しばかり、運転中ニヤけているかもしれません。お気になさらず(笑)。