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会社紹介 エーアイとMTの先の話

先端開発を担う責任社が語る、エーアイとMTの未来。

MTはなくならない。進化し続ける

ヨーロッパは現在もMT比率が非常に高く、80%近くで推移しています。また、伸び続ける新興国の市場では、高価で複雑なAT(オートマ)車より安価でメンテナンスがしやすいMT車の方が売れています。まず、確信を持って言いたいことは、MT技術は2015年になろうと、2020年が過ぎようと、必要とされる。これは間違いありません。では、その可能性に満ちた市場で、アイシン・エーアイは何ができるのか。

現在進めている戦略は、大きく2つ。【価格】と【付加価値】を生み出すアプローチです。まず、【価格】に関して。これは単純です。現行のMTより、圧倒的に安価なMTを新興国に提案すること。新興国最大のニーズである価格で強みが出せれば、現地のメーカーにとっても消費者への有効なアピールになるでしょう。そのために、MTの構造を改めてゼロから見直し、ネジひとつまで徹底的に低コスト化を図っています。

そして、新たな【付加価値】を持ったMT。これに関しては、実はまだ詳しくお話しできる段階にはありません。世界一低燃費なトランスミッション…、とだけお伝えしましょう。ハイブリットシステムも視野に入れた、今までのMTとは一線を画すものです。数年先には市場に投入したいと考えています。楽しみにしていてください。

パイオニアだけが世界の舞台に立てる。

私たちが世界トップクラスのMTメーカーとして、あらゆる車体メーカー、それこそポルシェのようなブランドを重んじる企業からも声がかかるのも、未知の技術に挑戦し続けてきたからだと思っています。MTは一見シンプルな構造ですが、技術的には非常に奥が深く、可能性に満ちたトランスミッションです。我々専門メーカーに求められるのは、技術力に裏付けられた柔軟な対応力。そして、どれほど高度で困難な要望であろうとも、お客様が望む性能を実現するまで諦めない、前向きな姿勢なのです。

これから、エーアイは新しい分野に進もうとしています。だから、新しく入る方には、ぜひ開拓精神を持って欲しいと思う。未知の技術を生み出す過程では、当然失敗が多いし、簡単には成果が出ない。5年かけて、1つヒットが出るかどうか。それが現実です。結果が出ない日々は、つらいと感じる時期もあるでしょう。しかし、そこで踏ん張って、可能性を追求し続けることができるかどうか。実績や経歴は関係ありません。若い方の挑戦心に、本当に期待しています。一緒に、世界の最前線で勝負をしていこうではありませんか。